アレン→女。エクソシスト病院の外科病棟のナース。 神田の彼女だが仕事が忙しいためなかなかプライベートな時間がない。 それでも時間を見つけては神田とラブラブしてる。 神田・ユウ→男。外科医。こちらも非常に忙しい。将来有望なお医者さん。 アレン意外ぶっちゃけ興味なし。アレンの事は二人きりのとき以外モヤシ呼ばわり。 ラビ→男。患者さん。ただの骨折で入院してる。アレンがお気に入りでよくちょっかいを出す。 が、神田は友人なので取るつもりは無い(要は遊びたいだけ) リナリー→アレンの先輩ナース。一応主任。 コムイ→エクソシスト病院の院長。リナリーの兄。変人。 『ナースは患者の物?』―――パラレル 「はーいラビさーん、包帯の交換時間ですよー」 そう言って個室に入ってきたのは、ラビの担当ナース・アレンだ。 彼女はラビのお気に入りであり、親友であるこの病院の外科医・神田の彼女だ。 「やっぽー、アレン♪優しくしてさー」 そんなラビにアレンは苦笑すると、手早く脚に巻かれた包帯を解いていった。 ラビは鮮やかなアレンの手並みを楽しそうに眺めていた。 と、ちょうど包帯を解き終わったとき、ラビの中にちょっとしたイタズラ心が芽生え る。 「アレンー、ちょと来てさー」 「どうしました?」 そう言ってラビのイタズラ心を知らないアレンは「ちょっと待ってください」と言っ て、新しく包帯を巻き終えると無防備に近づいた。 隣まで来ると、ラビは更に来い来いと手招きする。 アレンが更に近づくと、いきなり胸を揉まれた。 ムニュ 「ふやっ!ラ、ラララ、ラビさん!何するんですか!」 何って、手当てされてる間アレンの胸が足に当たったものだから気になったさ。 アレンは逃げようとしたが、ラビは素早くアレンの腰に手を回して捕まえる。 フニフニ 更に素早く服の間から手を入れて遮る手をものともせず、あろう事か下着の中にまで 侵入して揉みだした。 「あっ…////」 柔らかくしなやかな胸の感触に、ラビは更に調子に乗る。 しかし、さすがに被害を受けているアレンは堪らずラビを突き飛ばした。 「ラビさんっ!!」 「あはは、悪かったさー。ユウには内緒ねvvアレンって何カップか気になったん さ。……アレンって巨乳〜vv」 ラビが手をワキワキとさせて軽口を叩くと、アレンは真っ赤なリンゴのように頬を染 めた。 そんなアレンの素直な反応にラビはもっと苛めてやりたくなった。 「フニフニやーらかーいvそんな胸で毎晩ユウを溺れさせてやってんの〜?」 「な、な、〜〜〜〜っ」 もう何を言い返せばよいやら分からず、アレンは胸を隠すようにして口をパクパクさ せている。 そんなアレンを楽しそうに眺めて、もう一言。 「ぶっちゃけユウとは何回ヤッタ?あ、もう数え切れないぐらいかー」 「!?」 おや?アレンが否定しないで真っ赤になった。 ホンットウに正直だ。 暇な入院生活にこれくらいの潤いはないとやってらんない。 ラビはニヤニヤ笑いが止まらない。 「二人ともお盛んでうらやまし〜」 すると流石にアレンが切れた。 「せっ、セクハラです!!ラビさんのバカ〜!」 そう怒鳴るとアレンは部屋を飛び出してしまった。 とはいえ、他の人に真っ赤な顔は見せられないのでとりあえずトイレに駆け込む。 「ううっ、恥ずかしい〜(神田のバカ〜、ラビさんに何言ったんですか〜!)」 基本的に彼と付き合っていることはあまり知られていないはずなのに。 ああ、しばらく出られない。 落ち着け自分。平常心平常心! そんな努力をアレンがしている頃ラビは。 「あ〜、遊びすぎちゃった?」 でも楽しかったさー。と懲りていない様子。 アレンのことだ、きっとこのことは誰にも言うまい。奥手だからなー、あれでいて。 よって、もう少しアレンで遊べそうだ。 そんな事を考えつつ、ラビはアレンの胸を揉んだ手を眺めた。 「いい揉み心地だったなー。…ユウ、羨ましすぎさ…」 ムカツク。 もっとあの二人で遊ぼうと決めるラビだった。 「ふっふっふー。ナースは昼は患者の物さ♪ユウ〜♪」 邪魔は出来まい、と笑った。 その後。 「ラビ!テメェ、俺のモヤシに手ェ出すんじゃねえ!!」 「わーー!ちょいたんま!俺怪我人よ!?また折れるー!」 「知るかそんな事!!つかバキバキに折れてしまえ!!」 「ぎゃーーーーーーーーーー(何で知ってんの!?)!!!!」 そんな声がラビの個室から響いてくる。 ラビの病室の外にいた二人はその声にニンマリと笑む。 「うふふ、何があったか知らないけど、面白いことになってるみたいねv」 「そうだね〜。当分見守ってみよう(ニヤリ)」 「そうね。じゃ、ラビの病室と神田の仮眠室に…」 「今度はカメラで画像もバッチ保存♪(コムイポーズ)」 とりあえずばれたのはこの二人の仕業ではないようだが、これから何かしそうな雰囲 気である。 「うふふふふふふ」 「あはははははは」 そんな二人を、他の医者やナースは遠巻きに避けるのだった。 おまけ 「な、何でユウが知ってるさ!(アレンは喋りそうに無いのに!)」 「ああん?バカかテメェ、ティムキャンピーの映像記録を見たに決まってんだろー が」 ティムキャンピーとは、このエクソシスト病院独特の医療補助専門ゴーレムで、ナー ス一人に一つついている。アレンのは少し特殊だが。 神田は取り出してきた家宝の六幻をラビに突きつける。 「ああ!あの黄色い羽ボール!?そんな機能があるなんて知らんかったさー!!」 「ああそうかよ、取りあえず死ね!!」 「ぎゃああああ!!マジ死ぬ!ちょっとマジで死んじゃうかと思うさ、それは!! !」 今度から周りに気を付けようと思った。 そんなラビの悲鳴が、病院の廊下に響いたのだった(当然皆無視・院長が怖いから) あとがき 現在 2005/03/04(金) 00:37 はじめまして。桑藍といいます。 HPは持っていません。初心者です。作品募集を見て送りたくなってしまいました。 こんな物でごめんなさい。パラレルです。おバカな設定です。こんな物を送りつけた 私を許してくれますか? アレンが女の子だと楽しいです。 もっとまともな物を書きたいです(泣) 管理人様の作品を見て何時も楽しませていただいています。 それでは失礼しました。 □桑藍様からいただきました女の子アレン話! いい!!ナースなアレンちゃん!余りにもハマリすぎです!このいうの大好きです! あの天使の微笑と優しい仕草!彼女がいるなら病院通い詰めますよ! ラビのセクハラ・・・うらやましい・・・・じゃなくて友人の彼女にチョッカイかける姿目に浮かびます〜。 神田とのやり取りもグー! こんな可愛らしい女の子アレン話ありがとうございます!!