貴族の舞踏会 「おぉ…あれはマナ王の娘、アレン様だ…」「お美しくなられた…」多くの貴族で賑わうお城…。ダンスホールの中心でアレンは踊っていた 白銀の髪に銀灰色の大きな瞳…誰もが喉を鳴らすほど白い肌…。 「すいません…疲れてしまったので、少し休みます…」アレンはそう言って踊りの相手から離れる 満月が大きく浮かぶ空…。アレンは独り、ベランダに出ていた はぁ…と小さく溜息をつくアレン その様子をベランダの隅に寄りかかって見ていた男が煙草をフッーと口から出す「何してんだ?お姫さまがよ…」不機嫌そうな声に気付きアレンはパッと顔を上げる 「だ、誰ですか…?」アレンはスカートを持って男の近くへと歩くあと、数歩というところでアレンは立ち止まった 「か、神田様?」アレンは小首をかしげて聞く「様はいらねぇーよ」と神田は煙草をポイッと捨てるもちろん、火は消えているが…。 「あなたこそ…こんな所で何しているんですか?」アレンは両腕を組んで神田に聞いた「ふっ…。ある人を探してた」神田はアレンの組んでいる手を引き、自分の胸に抱き締めた 「っ!!」「今はもう見つかったがな…」突然の神田の行動にアレンは理解出来ずに、思わず腕を神田の背にまわしてしまう 心地の良い神田の胸の中…トクン…トクン…うるさいほど聞こえる鼓動が邪魔だとアレンは思った 「それで、今日は何でこんなでっけぇー舞踏会なんざ開いたんだ?」「え…っ?」神田はアレンの顔を見て聞く 「知らないで来たんですか?…僕の…そのっ…婚約者決定パーティーですよ?」ケロッとアレンは言う 「婚約者なぁ…なら、それ以外の男とこうして抱き合うのは浮気だぜ?」神田はアレンの首に触れる 顔を真っ赤にしてアレンは神田の手をとる 「ふ、ふざけないで聞いてくださいっ…好きなんです…神田のことが…っ婚約なんて神田以外なんかとしたくないです」涙で溢れそうなアレンの瞳…。神田は優しく頬にキスする 「そーいう言葉が聞きたかった」神田はアレンの腕を掴んで室内へと戻って行く 「え、あ?…」気がつけばホールのど真ん中にいて、神田と踊っていたのであった *************************************************** あれから1年後…。 「神田…僕、妊娠しちゃいました;;」アレンの言葉に神田は驚きを隠せない「ほ、本当かっっ!!?」少し膨らみを持ったアレンの下腹部に神田はそっと手を置く トクン…トクン… 聞こえた小さな命の鼓動…。二人の愛の結晶がそれに応えるように産声をあげるのも、そう遠くはなさそうである END +++ あとがき +++初めまして!国星リョータです女の子アレン同盟という素晴らしい同盟に…。このような駄文が載ってしまうなんて、、、夢みたいですっっwwこのような小説でありましたら、私…国星はいくらでもお書きいたしますww では、乱文大変失礼しましたぁ・・・ □国星様から頂いた女の子アレンちゃん話v ドレスに着飾ったアレン姫vvあまりの可愛らしさにマナ王パパは気が気でないでしょうねvv 常に悪い虫が付かないか目を見張らせているでしょうぅ!! そして、神田!可愛らしく愛らしいアレン姫と結婚出来て羨ましいぞっ君は! 国星様、素敵で甘い女の子アレン話を同盟に頂きありがとうございましたv